以下の内容で、東部部会が開催されました。
■日時 2017年5月27日(土)
■会場:立教大学池袋キャンパス、10号館1階 X103教室
■出席者:21名
■【研究報告】
(1)村上義昭(日本政策金融公庫)
「副業起業は起業家の幅を広げるか」
アンケートに基づいた副業企業のありようが詳しく紹介されました。
(2)竜 浩一(明治大学大学院生)
「地域貢献型の中小企業等組織に学ぶ経営安定化の手法」
地域貢献型の中小企業・組織とはなにか、定義や研究対象、方法論など
幅広く議論が交わされました。
(3)吉原元子(山形大学)
「産地の縮小過程における中小企業の行動と社会的分業への影響
ー山形県ニット産地の事例からー 」
産地の中堅規模を対象とした企業行動に着目し、丁寧な調査と産地
動向が報告され、本学会らしい活発な議論が展開されました。
(4)藤坂 浩司(株式会社ぶぎん地域経済研究所)
「製造業のデジタル化が中小企業に与える今日的課題」
第4次産業革命の進展が、マイクロエレクトロニクス革新と比較して
どのような特徴と影響があるのか、報告されました。
(5)稲垣 啓(東京都中小企業診断士協会)
「中小企業のコーポレート・ガバナンスに関する一考察」
中小企業におけるコーポレートガバナンスのあり方と枠組みの提示
が行われ、その学術的な妥当性について議論が行われました。
いずれも活発な質疑が展開され、会員諸氏のますますの研究の進展が
期待されます。
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